電子カルテや医事システムには、医療辞書や病名辞書などがインストールされ、利用されているところが多いと思う。
パソコンを触る事が多い現場ではこういう辞書がある事は非常に助かる。作業が早いし、誤字も少なくなる。
しかしながら、ユーザ辞書を使いこなしているところは、そんなに多くは無いのではなかろうか。例えば、勤務医師の氏名、紹介状の送り先の事業所名、あるいは紹介状でよく使う挨拶や慣用句、院内の略語、これらを院内のパソコンに配布するだけで院内の効率化は大きく進むはずである。
私はそれでずいぶん仕事をこなす事が出来ているが、病院を変わる毎にその環境作りにいつも苦労してきた。是非おすすめしたい。ただ、個人で既にユーザ辞書を充実されている職員もいると思うので、その環境は壊さないように留意が必要である。
photo-ac.com/からの画像
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