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病室にWi-Fiを

7月28日の読売新聞の記事のタイトルである。こういう運動があった事を知らなかった。


コロナ禍の入院はつらいものがある。感染対策のためにいろいろと入院生活に制約を加えられることが多いが、一番辛いのは面会禁止となること。そして、これまでSNSで繋がっていた友達や知り合いとの繋がりが切れる事である。


もちろんWi-Fiを禁止しているのはすべての病院では無く、この記事では3割の病院では使えるようになっているという事であった。この病院でWi-Fiを使えるようにという活動は、フリーアナウンサーの笠井信輔さんがご自身の入院をきっかけに始まったもので、この活動のお陰で病院のWi-Fi導入には補助金も付くようになったとの事。頭が下がる思いである。


こうした運動が病院の中から起こらないのが残念でならない。病院自身がもっと患者視点でいろいろと考えるようになって欲しいと思う。


また、既存のテレビ番組はインターネット放映の広がりを受けバラエティ番組が増え、見る番組が無いと嘆いている人も多い。多くの病院ではBSやCSも見れず、入院生活がより無味なものになっている。そのくせテレビのリモコンはBS・CS対応で操作が複雑になっている。


加えて、Wi-Fiが使えても、スマホの画面は小さく長時間の視聴・操作では疲れが増しPCのようには行かない。出来れば、インターネットテレビの導入についても補助金が付かないかと思うところである。それが出来ないなら、スマホのモニターとして使える病室テレビの普及を期待する。


photo-ac.com/からの画像

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