top of page

病院経営幹部の意識

先日知人が救急車で運ばれた。私は救急受診する旨を聞き、すぐに病院に駆け付けたところ、病院の駐車場で未登録の電話が鳴った。出て見ると救急隊からで、知人の家に到着しもう少しすると家を出るとの事。また、私にはいつ頃病院に着くかという事であった。


最近の救急隊は明らかに変わったと思った。頭が下がる。病院に着き救急外来の受付に知人が受診予定、待たせていただくと告げると、救急隊から連絡を聞いているとの事であった。連携も問題無し。


ところが、救急外来の待ち合いで30分待っても知人が着いた様子も無く、受付に確認するともう着いて治療を受けているとの事。患者の事を心配して待っているのに、到着した事も伝えないというのはどういう事だろかと思う。


待っている間、職業柄待ち合い周囲にも目が行く。掲示そのものは悪く無いが、掲示物を養生テープで乱暴に貼ってあり、掲示物もあちこち破れている。病院建物はまだ新しくキレイであるのに、この掲示が台無しにしている。最新の建物に昭和を感じる掲示。


医師や看護師は真摯に患者に対応している。キチンと説明し、姿勢も謙虚である。

患者への一つの対応、掲示一つが医療技術の不信にも繋がる事を知って欲しいと思う。患者が安心して利用出来る病院である事にもっと気を配って欲しい。頑張っているスタッフの努力が報われない。病院幹部の経営姿勢に疑問を感じるところである。


PexelsTom Fiskによる画像

bottom of page